あなたを○○にしてくれるモノはなに?

(この記事はメルマガ『モモ片づけ通信』の記事を加筆・訂正したものです。)

モモの片づけ通信 第6号(2015年10月2日発行)

『あなたを●●にしてくれるモノはなに?』

みなさま、こんばんは!

おおうー、今日はメルマガの発行が遅い時間になってしまいました・・・
申し訳ありません・・・

さてさて、今回のタイトル。

『あなたを●●にしてくれるモノはなに?』

伏せ字ですねえ。怪しいですねえ(笑)。

いま、片づけでもっとも重要視されていることは、「捨てる」ことであると言えます。

大好きなモノと、必要なモノだけに厳選すること。

ところが、これは私たち日本人にとって、非常に難しいことでもあります。

さあ断捨離しよう!と意気込んで、一袋ゴミを出して、頭がくらくらするくらい疲れるのに、

まだ捨てろというの!?とげんなりしている方も多いはず。

それは、私たちのなかに、ご先祖様から引き継いでいる、

「もったいない」という精神がいまだ息づいているからですね。

「限りある資源を有効に使い尽くす」という精神は、

これからの時代、とても重要になってきます。

じゃあ、なおさら、どうして捨てなくてはいけないの?と思いますよね。

収納術を駆使して、しっかり管理出来さえすればいいんじゃないの?

この考え方は、10年前くらいまで主流でした。

でもでも、私は、今の時代だからこそ、一度はきびしく厳選することが必要だと思っています。

なぜなら、

『モノは私たちの行動をのぞまない方向へ導く場合がある』

からです。

モノと言うのは、本質的には、石器時代からまったく変わっていません。

狩りの道具は、獲物をしとめやすいように。

服は、寒さをしのぐために。

人間が、人間のために生み出した、

『人間の欲求を満たすための役割をもたせた存在』です。

なにか欲求が生じたら、モノを作り、それを使用して解決する。

人間の本質を、ホモ・ファーベル(作る人)と定義した哲学者もいたそうです。

時代が進むにつれて、人間の欲求も願望も洗練され、高次の段階へと進むにつれ、

モノもそれにあわせて、高度に細分化されていくことになりました。

ここで、面白いことに、逆転が起こります。

人間の願いをかなえるための存在だったはずのモノが、

人間を枠にはめはじめるのです。

サイズが合わなくなってしまった、

流行が去ってしまった、

その服を着ている時に、いやな思いをしてしまった・・・

などの理由で、着なくなってしまった。

でも、高価だったから「もったいなくて」捨てられない。

そんな服が増えて、クローゼットをふさいでしまい、

服の出し入れがしにくなっている…

あれれ?

そもそも、何の目的で手に入れたのでしたっけ…??

これと似た経験は、だれにでもあると思います。

モノは、あなたの望みを叶えてくれたり、叶える手伝いをしてくれます。

あなたの魅力を引き立てて、自信をつけてくれる服であったり。

ゆったりした時間を過ごさせてくれる、ソファであったり。

新しい知識や視点を教えてくれる、本であったり。

その反面、あなたの望みを叶えられないモノや、

もう役割を終えたモノは、あなたを違う方向へ誘導してしまうことがあるのです。

流行遅れになりすぎて、気後れしながら着ている服や、

座り心地が悪くて、ぜんぜんくつろげない椅子や、

一度読んだらもう読む気がしない浅薄な内容の本。

必要な時にそれしかないときは、もちろん大事にしてください。
工夫だって大事です。

そして、モノだけの問題でないことも多いです。

でも、やっぱり、モノの問題であることもあるのです。

自信がもてる服と、気後れしてしまう服、どちらももっていたら、

プラスマイナスゼロですよね。

大好きなモノと、必要なモノだけに持ち物が厳選されていると、

ちゃんと、あなたの心が望む方向へ、モノが導いてくれます。

今回のタイトル、『あなたを○○にしてくれるモノはなに?』

○○に入るのは、「自由」か「不自由」か。

はたまた、「魅力的」か、「豊か」か、「知的」か、

「イマイチ」か、「疲労状態」か、「軽薄」か・・・

それはあなた次第・・・・

って、なんかこんな終わり方するドラマ、ありましたね(笑)

最後まで、お読み下さってありがとうございます。

皆様、今週末もよいお片づけを♪

(この記事はメルマガ『モモ片づけ通信』の記事を加筆・訂正したものです。)