片づけ3つのエッセンス

片づけの3つのエッセンス

片づけが苦手な方にとっては、
エンドレスで終わりがないように感じる片づけですが、
突きつめると、3つのことだけやればいいのです。

  • 捨てる
  • 収める
  • 維持する

この3つが整えば、片づけは基本的に終わりです。
「基本的に」というのは、美しさの追求や収納の工夫は、いくらでも余地があるからですが、リバウンドしないためには、これだけで十分。
では、個別に解説していきましょう!

捨てる

多すぎるモノを減らす

散らかっている理由のほとんどは、モノが多すぎるため。
更に言うと、家の収納スペースに対してモノの量と収納が適切でないためです。

こちらも参考に!片づけの6つの段階

ですから、片づけはまず、モノを捨てることからはじめましょう

捨てることに悩む方は多いですが、それは往々にして、

「捨てるモノを選んでいる」からです。

「残すものを選び、それ以外を捨てる」というやり方が大切です。

なぜかというと、残すものを選択することで、自分が何を好きで必要と考えているのか、自分の価値観が明らかになるからです。
モノや情報に溢れた現代社会では、自分にとって何が必要か、取捨選択する必要がありますが、
それは「自分にとっての優先順位をつけること」とも言えます。

つまり、「残すものを選び、それ以外を捨てる」というやり方によって、「自分の価値観が明確」になり、「優先順位」をつける能力を身につけることができます。

 

自分にダメ出ししない

捨てるモノを選ぶやり方だと、

「この買い物は失敗だった」
「これはまだ使えるのに、捨てる自分はダメなやつだ」など、

深層意識で自分にダメ出しをする方が多いのです。

反対に、残したいものを選ぶとき、私たちは自分で自分の価値観を肯定しています。

 

大好きなモノと必要なモノだけ選ぶ

文末の引用参考文献としてあげている『奇跡の3日片づけ』の著者・石阪京子先生は、「大好きなものと必要なものだけに厳選」という基準をあげています。

私も、この基準がどんな人にもわかりやすいため、この基準をおススメしています。

 

世界的ベストセラー『人生がときめく片づけの魔法』の著者、こんまりさんこと近藤麻理恵さんは、「ときめき」という判断基準を提唱し、世界的な人気を得ました。

「ときめき」という判断基準は、直感が優れている人にとっては大変すばらしい判断基準ですが、ご主人やお子さんの片づけに悩んでいたり、モノの多すぎる部屋に住んでいる人とっては、一個一個のときめきを判断していくことに疲れ果て、挫折するケースが多く、おススメできません。

 

家全部片づけることが結果的にリバウンドしない

リバウンドを防ぐためには、家全部のモノを厳選することがオススメです。

「家全部の片づけなんて大変・・」そう思って、片づけのやる気をなくされる方も多いですが、ちょっと待って!3日間で全部やらなければいけないわけではありません。(3日で片付く家も多いですが)

家を全部を片づけると、場所ごと、人ごと、役割ごとに厳選することで、比較しながら、同じ用途のノの数をしぼれるうえ、収納を活用することができ、適切な収納用品も選ぶことができます。

結果的に、二度手間を防ぐことができ、リバウンド率も極めて低いため、どうせ片づけるならば、家全部片づけることがおススメです。

収納する

収納用品を先に買うと失敗する

収納とは、モノの定位置を決め、収納場所にモノを収めることです。

役割ごと・家族ごとに定位置を決め、
取り出しやすくしまいやすいように工夫します。

ここで注意していただきたいのは、片づけ=収納場所を作ることではない、ということです。

片づけ=収納と勘違いした方は、まず収納用品を買ってしまい、失敗します。

重要なのは、基本的にモノは収納に収まる量以上は持てない
ということです。

片づけに慣れていない人が、先に収納用品を購入すると高確率で失敗するので、先に捨てる(大好きなモノと必要なモノだけに厳選する)を終えてから、収納用品は購入してください。

ゆとりある収納でリバウンドしない

軽度モノ肥満レベル、重度モノ肥満レベル、汚部屋レベルと、
すべて収納場所以上にモノがあふれている状態です。

また、圧縮すればするほど多くモノを収納することができますが、
取り出しにくくなります。

それゆえ、片づけの6分類でいうなら、
標準片づけレベルで収納の8〜9割、7割収納レベルで7割ほどの量がモノの適正量となります。

人生も収納も、ゆとりが大切!ということですね。

維持する

維持は習慣化が大切

モノを適正量まで減らし、収納場所を決めることで、
片づけの仕組みは完成します。

あとは、日々の生活の中で、維持する必要があります。

人間が生活すれば、モノは必ず定位置からだされ、別の場所に置かれます。元に戻さず、そのままにしておけば、定位置はくずれ、モノが紛失する原因となります。ですから、その都度、後片付けをする必要があります。これは、習慣化してしまうしかありません。

モノが厳選され、収納が使いやすくなっていると、習慣化は短時間で終わるうえ、定着しやすいので、いきなり習慣化から始めず、捨てる・収めるから始める方がおススメです。

買い物を変える

また、買い物に対する意識を変えることも重要です。

100円均一ショップ、ファストファッションなど、便利で安い品ばかりでなく、インターネットショッピングなどなど・・

買い物が簡単で、購買欲求をすぐに満たせる時代になってきています。

 

メルカリでみつけたお得な商品、
面白そうなアイディアグッズ、
すぐに買える旬のファッションアイテム、
化粧ノリが劇的に良くなるという触れ込みの美容液、
口コミサイトのランキング一位をとった商品・・

好きでも必要でもないけれど、何だかよさそうに感じる商品の誘惑が、どれだけ多いことでしょうか?

もちろん、買い物を楽しむこと自体は、決して悪いことではありません。ですが、「三回欲しくなったら買う」「置き場所を考えて購入する」「一個買ったら一個捨てる」など、工夫をしましょう。

買い物の習慣を変えることも、片づけがおわって自分らしくスッキリと美しくなった部屋を保つため、ひいては自分らしくないモノに惑わされないために、必要なのです。

決して買い物を我慢するのではなく、より自分を満たしてくれる商品や経験、サービスを理解して、それにお金を使うようにしていきたいものですね。

美しさは抑止力

掃除やインテリアなどといった、
清潔さと美しさも維持に重要な役目をもたらします。

日々、清潔で整った環境で暮らしていると、
それが当たり前になってきます。

そして、お気に入りの家具やモノに囲まれて暮らしていると、心地良いため、掃除や後片付けが苦になりません。

「私は自分らしく美しい部屋に住む人間である」と自然に維持するようになります。

捨てる・収めるが終わったら、インテリアや収納用品は、お金をかけることは投資であるといえるでしょう。

 

維持は家電やサービスを活用しよう

仕事や育児が忙しすぎて家事の負担が・・とおっしゃるのであれば、
家事代行サービス(いわゆる家政婦さん)や、
食洗機や乾燥機能付き洗濯機、ルンバなど自動掃除ロボットの導入もおススメです。

片づけの6分類で、標準片づけレベル、7割収納レベルの方は、十二分に活用できるものと思います。軽度モノ肥満、重度モノ肥満レベルの方は、先に片づけのプロを頼む方がおススメです。紛失や勝手に処分されたなどのトラブルをよくお聞きしますので、ご注意を。

 

じゃあ具体的にどうやって片づけたらいいの?

 

家全部片づける方法で、オススメなのは石阪京子先生のメソッドです。

  1. バックヤード(押入れ・クローゼット・物置部屋)
  2. キッチン・洗面所(ついでにバスルーム)
  3. 来客を通すパブリックスペース(リビング・玄関・トイレなど)

この順番で片づけることで、無理なくスムーズに捨てる・収めるを完成することができます。片づけのメソッドとして、まず一番読んでいただきたいおススメの本です。どちらもkindleもありますから、紙の本を増やしたくない方にも。

『奇跡の3日片づけ』が片づけの流れ、『7割収納』が収納場所の辞書のようにして参考にできます。

石阪京子『奇跡の3日片づけ』講談社

石阪京子『夢をかなえる7割収納』講談社

 

写真と図解が多く、わかりやすいクロワッサン特集号

まとめ

いかがだったでしょうか。

片づけに必要なエッセンスは、この3つです。

  • 捨てる
  • 収める
  • 維持する

片づけよう!と決意すると、多くの方が、あれもこれもやらなくてはいけない!と気疲れしてしまうようです。この3つをひとつひとつクリアしていけば、片づけを完成するのはむずかしくありません。

それでは、良いお片づけを!!